2023/09/20 22:02

(2023年9月12日 わかりやすい文にするため校正しました)

2023年
おかげさまで今年で羊毛フェルトブローチの販売を始めて2月で4年目に入ります。
このへんで少し私の心境を…。
徒然の《私語り》なのでお暇のある方だけどうぞ。

作り始めた当初、どの作家さまも多分ご経験があると思うのですが、次々と降り注いでくるインスピレーションや作っても作っても追いつかないくらいの閃きのようなものを、全て表現したい気持ちに押しつぶされていました。


特に空や海、山のグラデーションを初めて描いた時の衝撃。
今でも忘れられません!

羊毛フェルトって、なんて癒される手仕事なんだろう‼︎꒰*✪௰✪ૢ꒱

「これ、私の天職かもしれない」と、

耳の横から柔らかな空気の層のようなものが、立ち昇った感覚を覚えました。

と同時に、自然と呼吸が深くなり、胸が軽くなり、幸せな気持ちに満たされていったのです。何かを創作するのは好きでしたが、このような体感は初めての経験でした。


制作は深呼吸。
作品は私の分身。

そしてお客様からの感謝のレビューに感激する日々。
そして不思議なことが。
ある時、雲を描く時にニードルがミシンのような勢いで考えるよりも先に進んでいく… という経験をしました。
これは自動書記と言うやつ?(笑)
ちゃんと意識ありますが、何やら不思議。

それで雲を作る時は、ニードルの針先を見ることをやめました。
見ない方が綺麗な雲になります😅 


以来、雲を作るのは私のヒーリングになっています😆。



雲を見るのも好きですし、天の川も見るのが好きでした。
今では作るのが大好き😊


もちろん、雲などのヒーリング作用の合間には難所がありまして、
“冬の午後4時ごろの空の色”とか
“朝早く草の匂いがする牧場の土を掘る時の匂い”とか(マニアック!)、

頑張って頑張って生み出した色や立体物もヒーリングの数と同じくらいあります。
色=匂い=温度に置き換える作業は、大変といえば大変な作業です。 楽しいけど^^

割と具体性を持って作っているので、風、光、時間、温度を作品に落とし込んでいます。
作り終えたら、実際に小旅行に行ってきたような余韻…  ✈️


長い時間をかけて出来上がった作品は、熱量たっぷりで、その中に私の生気や情熱が(目には見えないけれど)宿っていると思っています。
あ、ホラーじゃないですよ〜😅。
(え?ホラーかしらぁ)

怖い方向の話ではないのでご安心を。
ハンドメイドは「思い」や「思いやり」が基盤になっています。
個人でできることには限りがありますが、私は一品一品に「愛」を込めて、品質は言わずもがな、どなたかの元気の素になるようなモノづくりをしていきたいなと思っております。
今年もよろしくお願い致します✨